高血圧の食事で梅干しを食べてもいい?

2018年3月9日

 

・梅干しの塩分について

 

高血圧の予防や改善のためにこれから食事を管理していこうと思っている人のなかには梅干しが好きだという人もいると思います。あの梅干しの食感や酸っぱさ、塩気がたまらないという人もたくさんいるでしょう。

 

しかし、高血圧予防の食事は塩分控えめというのが基本となるのに梅干しには塩分が含まれていますよね。

 

梅干の塩分は商品によって多少異なりますが、梅干し全体の重量の2割くらいの塩分量と言われています。大きな粒の梅干しで20gくらいなので、その場合は4gくらいが塩分ということになります。

 

高血圧の人の食事の場合、1日の塩分摂取量は6gまでを推奨されているので、仮に他の食事で全く塩分を摂らなかったとしても、大きな梅干し2個食べてしまったら推奨されている塩分摂取量をオーバーしてしまうことになってしまいます。

 

塩分が少なめである調味梅干しというのも最近はたくさん販売されていますが、それでも全体の重量の1割弱くらいの塩分量が含まれています。

 

梅干しによって塩分を摂りすぎると体内の塩分濃度が高くなってしまい、その濃度を元に戻そうとして、脳が水分を摂るように指示を出し、水分を血液内に吸収しやすくします。そうすると血管内が膨張するため血管に圧力がかかり、血圧が上がってしまいます。

 

こういった点から高血圧の人の食事として梅干しはあまりふさわしくないといえるでしょう。食べるのであれば1日1個くらいにとどめておき、さらにその他の食事で塩分が多くならないように注意しましょう。

 

また、塩分の摂りすぎを調節してくれる働きをもったカリウムを多く含んだ食べ物と一緒に食べるのもおすすめです。カリウムを多く含んだ食べ物は昆布やワカメ、ひじき、大豆などいろいろあるので上手に組み合わせて食べていきましょう。

 

・梅干しの減塩方法について

 

高血圧予防のため塩分は気になるけど、梅干しはやっぱり食べたいという人もいるでしょう。そういった人は梅干しを減塩してから食べるのをおすすめします。

 

梅干しを入れた容器に水を入れ、そこへ塩を小さじ一杯入れて24時間放置することで塩分を抜くことができます。(12時間くらい経過したら1度水を入れ替えましょう)

 

そうすることで、全ての塩分を抜くというわけにはいきませんが、半分くらいの塩分は抜くことができます。

 

ちょっと手間と時間がかかりますがどうしても梅干しを食べたいという人はぜひ試してみてください。ただし、塩分を減らせたからといって安心して食べ過ぎないように注意しましょう。

 


 

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